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アルバイト日誌 3月某日 初めに断っておくと、私のバイト先は本、文具、雑貨、CDの販売とレンタルや中古ゲームも取り扱っている。 その日、レジにいた私に話し掛けてくる客が居た。まだ小学校低学年ほどの子供だった。無論、いつも受けるような平凡な客注だ。 子供「すいません、○○ってどこにありますか?」すかさずレジを離れて売り場を案内しに行く。するとその子供が私にこう言ってきた。 「すいません。お仕事中なのに・・・」私はにっこりと満面の笑みで応える。 「いえいえ、これも仕事ですよ」 笑いながら「お兄さん」というような事を言って私の腕を軽く叩く子供。恐らく私の肩を叩こうとしているのだろうがそこは 私はその叩かれている腕を前方の棚へ向けて差し出し、満面の笑顔でこう言った。 「 ええもうそりゃあ営業スマイルですわ。 たとえ客が臭かろうと、レンタルの袋がベタベタしていようとも、ビデオに縮れた毛が付いていようとも 笑顔は崩しませんよ。 ベタベタした袋は即捨てて即手を洗いに行きますがね。 しかしボケたい時はボケても良いのだらうか・・・? マニュアル人間は嫌だという気持ちと、些細な事でクビにされたらもっと嫌だという気持ちの葛藤があるのです。 そんな最中、とてもオイシイ振りが来ました。 ビデオを借りてレジで清算をしている人の夫と思しき人が後ろからひょいとあらわれて私にこう言ったのです。 夫「こいつ、一週間毎日おんなしビデオ見るんだで。変だらぁ?」方言バリバリの気の良いおっちゃんです。好きなタイプです。 このとき、その妻と思しき人が借りていったビデオは『やっぱり猫が好き』 私の頭には瞬時に選択肢がよぎった! 1、微笑みながら「猫が好きなんですよね」 2、店員らしく気を利かせて「素敵じゃないですか」 3、ぶっちゃけて「暇なんですね」 が、しかし! この選択肢は「あぶない!ナナミ!!!」並にシビアでした。 三秒と待たずして妻の放った矢が飛んできました。 妻「店員さんなんだから変とは言えんでしょ」 ぐっ!! →4、笑って流す 客商売ってストレス溜まりますねぇ。(違) |
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