光の神・太陽神 エロール・・・世界各地で信仰されている。エロール教の提唱者は吟遊詩人ハオラーン。エロールの名において恒久平和を唱え、多くがこれを支持した。教団は、エロールを神話の中の主神とする保守派と、エロールを唯一神とする超保守派があり論争が繰り広げられている。また、様々に解釈された教派は300以上存在する。
豊穣の女神・偉大な母 ニーサ・・・大地・豊穣を司る神であるため、開拓民などに信仰される。原始ニーサ教(地底人・タラール族のニーサ崇拝)と近世ニーサ教(近代宗教)がある。
海の神・風雨の神 ウコム・・・海洋地方に多く信仰される。
愛の女神・赤い月の女神 アムト・・・若い男女に人気の恋愛成就の神。クジャラート国の北エスタミルに『アムト正派教団』の神殿がある。
森の神・植物の神 シリル・・・信者数は少ない。水、風、気の術法をある程度習得しており、森で怪我した人や病人などに簡単な治癒を施す。(クローディア編で密かに描かれる)個々に自然の中で暮らし、植物を見守るのが役目である。
銀の月の女神・獣達の女神 エリス・・・宗教などはないが、動物に対する博愛主義がエリスへの信仰に繋がる。これは、市民の日々の習慣にも見られ、生き物をいじめる子供を叱る時に『エリスの罰が当たるよ』などと言ったりする。
正義の神・戦士の神 ミルザ・・・人間でありながらサルーインを封印し、エロールから神に任命された戦士。軍隊などに信仰されている。また、ミルザの仲間や部下が『英雄神ミルザ銀騎士団』を結成し、未開の地に殖民した。(ミルザブール)
破壊の神・憎悪の神 サルーイン・・・一般人を騙して洗脳したり、呪いをかけたりとするため、全世界で活動が禁止されている。ゲッコ族もサルーイン崇拝であるが、彼らは創造神としての信仰であり、破壊神としてのサルーインは人間の作り話であると信じている。
闇の女王 シェラハ・・・宗教ではなく、思想的な崇拝である。『生とは死、光とは闇である。未知なるものという意味において、死は恐怖の対象であり、また憧憬の対象でもある。また深きものという意味において、闇は脱却すべき対象であり、到達すべき対象でもある』
死の神・死者の王 デス・・・かつて2つの見方があった。デスはすでに邪神ではないとする教団と、デスは今も地上制覇を狙っているとする宗教結社『冥府を説く』。しかし、『冥府を説く』がAS981年に既成デス神殿を襲撃したため、既成デス教は急激に衰退し現在に至る。この事件以降、『冥府を説く』によるテロルが増加している。『冥府を説く』の信者は、冥府があるトマエ火山付近の樹海に集団で生活している。
以上が三邪神と光の神々との戦いのあらすじです。
エロールとニーサ、その子であるウコム、シリル、エリスらは、三邪神サルーイン、シェラハ、デスと戦っていたが、その戦いは難攻を極めた。
特に、闇の女王シェラハの魔力の前に対抗する術が全くなかったのである。
彼女の闇の力を封じるには、闇を打ち払うだけの光が必要だったが、エリスの銀の月の光だけでは力不足であった。
そこでエロールは、赤い月の女神アムトを創り出した。
アムトはエリスと協力して地を照らし、絶望の闇を消し去ると、シェラハの指に『光』のダイヤモンドをはめ、その力を永遠に封じた。
また、闇を失ったデスが冥府に逃げ込むと、その出口を塞いでデスをも封印した。
しかしサルーインは屈しなかった。
エロールは世界各地に『デステニィストーン』を配置し、サルーインを結界に封じ込めようとしたが、結界まで追い込めるものがおらず、絶体絶命の危機に瀕していた。
そこに現れたのが伝説の戦士ミルザであった。
ミルザはサルーインの下僕と戦い抜き、勝利した猛者である。
エロールは銀の戦士と呼ばれる彼に、神の戦士となるための試練を与えた。
見事試練を潜り抜けたミルザは、神々の武具を身に纏ってサルーインへと立ち向かい、ついに地底深くまで封じ込めることに成功した。
サルーインの最期とともに力尽きたミルザをエロールは天界へと引き上げ、神の一員として迎えた。
マルディアスが創造神マルダーによって創られ、ニーサなど多くの神々によって世界が形成されていく過程の中で、マルダーの妻破壊女神サイヴァが突如他の神々に戦いを仕掛けた。ここから前回書いた部分につながるというわけです。
サイヴァの力は他の神々と互角で、戦いは限りなく続いた。
サイヴァは決着をつけるため、小指からエロールを生み出した。
しかし小指はサイヴァの良心が唯一残っていた場所のため、エロールは善そのものの神であった。
エロールはサイヴァを滅ぼし、古代神達の戦いは終わった。
戦いの末、マルディアスの地は壊滅した。
神々はこの地を見捨て、去っていった。
残ったのはエロールと大地の女神ニーサだけであった。
二人はシリル、ウコム、エリスらを生み出して大地の再生に手を尽くし、マルディアスには再び緑と平和が訪れた。
サイヴァの体はその最期とともに砕け散り、体の一部から三人の神が生まれた。
骨からは死を司る神、デス。心臓から破壊と憎悪の神サルーイン。髪からは闇の女王シェラハが生まれた。
三邪神はエロールに激しい怒りと憎悪を抱き、戦いを挑んだ。
騎士団領
バファル帝国
クジャラート
ローザリア
ローザリア北部
アロン島
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